ひゃーーー
昨日はお知り合いの方にお誘いいただき、
『ダンサーのためのスタッフ塾―通し稽古を観る』
というものに参加しました。
ダンサーの方が10分以内の作品を踊る。
それを観た人たちが、どう感じたかを語る。
そしてもう一度同じものを踊る。
再度語り合う。
そしてダンサーの方が語る。
質問などをし合う。
そしてもう一度同じものを踊る。
語り合う。
な会。
私は、スタッフではないですが、色々な立場の方を集めたかったのかな?
ひゃーーーつかれた!
審査をしているのと、同じ脳みそでした。
芝居よりも言葉がないため、より感覚的であり、また、ほんの些細な動き、目線、距離感からも私は、色々と想像してしまう。
言葉がないため、正解はわからない。
逆にいうと、具体的に目に見えるものが全てになる。そこから何を感じとれるか?
パフォーマーからすれば、何を感じとって欲しいのか?
私と大ちゃんは、ダンスを学んでいたこともあり、また、学んできた海外の演技術では、呼吸ひとつ、顔の角度ひとつ、目線、距離感、ほんのちょっとのことでも、客は想像してしまう。そこに意味を持たせてしまう。だから、全てをコントロールしなければいけない、と教えられてきました。
なので、モーメンツの演出は客観的にどう見えているか、というビジュアル的なことに関しても、実は相当こだわって作っています。
なので、見方が相当細かいと思います。
『なぜ目線を合わせないのか?』
『なぜここで後ろを向くのか?』
『なぜここで小刻みに震えるのか?』
彼らが選んだものから、私は、何を感じるのか?
話し合いがあるということは、自分がなぜそう感じたかを、具体的に説明しなければなりません。
『こういう表現から、私は、こう想像しました。感じました。』と。
審査、講評をするときも私は、この事を大事にしています。
『なんとなくそう感じた』
ではなく、
『こういう行動からそう感じた、そう見えた』
と。
なので、パフォーマーからのメッセージを見逃さないように集中して観ているのは、本当に疲れるのです。
講評でも具体的にアドバイスするためには、仕方がないのです。
もちろん、ワークショップのときも一緒。
脳みそが熱を持ちます。
今日はそんな時間が三時間!
だから、ひゃーーーです。
この数ヵ月の疲れが、一気に出ているのかな。
楽しかったのですが。
あ、こんなトレーニングをしたい方、19日にもあるそうなので、ぜひ!
詳細をリンクします!
(モーメンツのワークショップでももちろんできますよん)
http://www.staffjuku.com/fordancer7.html
ふにゃ、明日はさやの湯(近場の温泉施設)かな?
来週の福島の前に、充電しなければ!!!
そうそう、『メラビアンの法則』というもの、演技の参考になるかもです!
clare
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