THEATRE MOMENTS BLOG

サテライト校

皆さん、『サテライト校』ってご存知ですか?

ウキペディアによると『英語のsatellite(衛星)の音訳。「本体から離れて存在するもの」の比喩としてよく使われる。 』
https://ja.wikipedia.org/wiki/サテライト

だそうです。

7年前の東日本大震災の原発事故によって、休校になってしまった福島の学校の生徒たち。その生徒のために、他市の高校の一部を借りて、休校になってしまった学校を臨時開校した学校=サテライト校です。

例えば、東京都のA高校が原発事故で休校になり、そこの生徒が埼玉に引っ越し、埼玉にある高校の一部屋だけを『A高校サテライト校』と名付け、そこに登校する。
そう、東京の高校が、埼玉の高校の一部屋を間借りする、みたいなイメージ。

7年前の福島では、そのような環境で勉強している生徒たち、その生徒たちを守るために奔走していた教員たちがたくさんいたのです。

そんな物語を、福島の高校生たちが東京で上演します。

2月10日18時 中野スタジオあくとれ

当時、小学生だった彼女たち。
その彼女たちが、実際に原発そばの学校で教員をしていた先生の体験に基づいて書かれた戯曲を、当時のことを教えてもらい、想像しながら自分たちの物語として、東京の皆さんに観て頂きたいと稽古しています。

7年前の福島で、教員は、生徒は、どんな想いで日々を過ごしていたのか?

東京に住んでいる私たち、すでに、遠い過去の話になっていませんか?
つい先日も福島の先生の投稿をシェアしましたが、やっと高校に埋めていた汚染土を撤去してくれたと。

原発が福島の人々にどれだけ過酷な想いをさせたのか?
どれだけ過酷な日々を送らせたのか?いえ、今現在も送らせているのか?

そんな原発に対して、私たちは今、どうしたらいいのか?何か変わったのか?

上演時間は40分。
その後、福島の先生や生徒さんたちとのシンポジウム『私たちの震災時間。そして未来へ』を行います。

ぜひ彼らの生の声を聴き、一緒に考えてみませんか?

news.livedoor.com/article/detail/14250573/

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clare

宝塚歌劇団雪組で活躍後、海外の舞台表現に心震え、舞台上で自由でありたい!と必死に真面目から脱皮!日々、演劇のことで頭いっぱい!やっぱり真面目か!真面目に自由を楽しんでます!
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