あけましておめでとうございます。
昨年は飛躍の年でした。
*1月「『PANIC』アジアツアー凱旋公演」
元日夜に香港入りし、「PANIC」香港公演。
クアラルン、ペナン、マカオ、香港、そして東京の5都市ツアー。
ファイナル東京は「遺すモノ~楢山節考より~」とカップリングし、上野で上演。
稽古含め、2か月に及ぶ海外滞在。多くのマレーシアの仲間が増える。
*2月「海外戯曲リーディング」企画&演出
せんがわ劇場主催の海外戯曲リーディング祭の企画運営。
そして、アルゼンチン戯曲「間違いの年月」のリーディング演出。
戯曲選定からだと、1年以上もの企画だった。
新しい人との出会いも。
*3月「北海道大空町教育文化会館 演劇ワークショップ」
中高生60名近くに、くれあと二人でワークショップ。
演劇未経験者もたくさんいたが、自由に楽しく、演劇を道具に遊ぶ。
ぎりぎり流氷も見て、北海道を味わう。
*4月 「調布市せんがわ劇場演劇ディレクターチーム チーフディレクター就任」
2013年以来、長く関わってきた劇場で役職をもらった。
同じ演劇人である柏木、櫻井、桒原の3名とディレクターチーム発足。
劇場に関わる皆で、相談しながらやろうと思った。
今思えば、ワンチームの精神だった。
*5月 MOMENTS「#マクベス」演出
過去公演のリメイクながら、かなり演出を変えた。
リメイクは過去との戦いでかなり苦しむが、高評価にほっと一息。
制作時から海外公演も決まっていたのは初。
初演時から、字幕準備したのも初。
*7月 せんがわ演劇コンクール&国際演劇交流セミナー「イギリス特集」企画運営
&「神奈川高校演劇連盟演劇講習会 総合監修」
「コンクール」では、若手や審査員含め、新しい人々と出会う。
「イギリス特集」は、日本演出者協会事業として、ダンスセラピーの権威、ベアトリス・アレグランティさんを招聘。
認知症や障がい者との創作を通し、非言語交流や体の持つ記憶を学ぶ。
「演劇講習会」は約300名が参加する8講座を監修。MOMENTSに仲間を中心に講師選定からカリキュラム作りまで。熱い夏の二日間に。
*8月「マカオ青少年演劇祭参加『#マクベス」』上演
世界十数か国の人が参加した演劇祭のオープニングアクトで「#マクベス」上演。
終演後にスタンディングオベーション。
また、数か国の通訳が入り混じり、ワークショップもした。
5つ星ホテルのVIP待遇にご満悦。
*9~11月 「せんがわ市民参加演劇『ここにある物語』演出」&演劇アウトリーチ
数か月にわたる市民参加演劇。
ドキュメンタリーシアターの手法を活用し、ミドル世代の一般市民と創作。
同時並行で、調布市の不登校クラスや、学芸会指導なども。
地域市民にどう演劇で貢献できるかを模索。
*12月 「走れメロス」マカオ公演
マカオの劇団「遊戯空間」の招聘で、2013年上演「走れメロス」の再演。
彼らの作品と同時に上演し、終演後のアフタートークでは多くの反響。
マカオには根強いファンがいるのが心強い。
次に繋がりそうなオファーもあるが、できれば日本でもいつか上演を。
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一年を振り返ると、海外公演を3度もしている。
だが、日本ではまだまだ売れていない、とほほ。
精進あるのみ。
それにしても、全ては国内、国外含め、多くの人のご支援のおかげです。
あらためて感謝するのみです。
ありがとうございます。
今年も海外公演、更には10月には新作も予定しています。
皆さま、今年もどうぞよろしくお願いします。
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